洗濯表示の意味、ご存知ですか?
衣類にはすべて取扱い絵表示がついています。
絵表示は、洗い方やアイロンのかけ方など、その衣類に適したお手入れ方法をあらわしたものです。 お洗たくの前には必ずこの絵表示をチェックしましょう。最近は、新素材を使ったりさまざまな加工を施した衣類が多くなっているので、洗濯後にがっかりしないためにもチェックは忘れずにしましょう。
お家でお洗濯できるマーク
洗たく機のマークがついていたら、洗たく機洗いができます。数字は洗たく液の温度のことで、30なら30℃を限度となります。表示の温度を超えると、衣類が縮んだり、色落ちしたりする恐れがあるので注意しましょう。弱 は洗たく機の弱水流または弱い手洗いで洗うという表示です。デリケートな衣類を傷めないように、ネットに入れて弱水流で洗うか、手洗いなら押し洗い・ふり洗いをしましょう。また、中性と表示されたら、必ず中性洗剤を使用してください。洗いおけマークは手洗いでという意味です。ものによってはネットに入れて、洗たく機の弱水流で洗える場合もあります。
ドライマークって?
ドライマークはドライクリーニングができるという意味です。必ずドライクリーニングに出さなくてはいけないということではありません。ただ、取扱いには注意が必要です。水を通すだけで型くずれしたり、著しく収縮・変色するような衣類はクリーニング店に持っていく事をおすすめします。洗えるかどうかのポイントは「水につけてもOK」「アイロンなどの仕上げが簡単にできる」のマークがあるかどうかです。不明な点などはワールドの各店舗でご相談ください。
洗剤の種類について
洗剤がたくさん並んでいて、どれを購入したら良いのかわからない!そんな経験はありませんか。洗剤には「弱アルカリ性」と「中性洗剤」の2つのタイプがあります。中性洗剤では汚れが落ちにくいのが現状です。石鹸、洗剤と言われるその多くは「弱アルカリ性」のものです。
取り扱い表示一覧
洗い方
液温は、95℃を限度とし、洗たくができる
液温は、60℃を限度とし洗たく機による洗たくができる
液温は40℃を限度とし、洗たく機による洗たくができる
液温は40℃を限度とし、洗たく機の弱水流または弱い手洗いがよい
液温は30℃を限度とし、弱い手洗いがよい(洗たく機は使用できない)
水洗いはできない
ドライクリーニングができる溶剤はパークロルエチレン、石油系のものを使用する
ドライクリーニングができる 溶剤は石油系のものを使用する
ドライクリーニングはできない
アイロンのかけ方
アイロンは210℃を限度とし、高い温度(180℃から210℃まで)でかけるのがよい
アイロンは160℃を限度とし、中程度の温度(140℃から160℃まで)でかけるのがよい
アイロンは120℃を限度とし、低い温度 (80℃から120℃まで)でかけるのがよい
アイロンがけはできない
塩素漂白の可否
しぼり方
塩素系漂白剤による漂白ができる
塩素系漂白剤による漂白はできない
絞ってはいけない
手絞りの場合は弱く、遠心脱水の場合は短時間で絞るのがよい
干し方
つり干しがよい
日陰のつり干しがよい
平干しがよい
日陰の平干しがよい
付記例
中性洗剤を使用する
当て布をする
洗たくネットを使用する
この表示どおりにお洗濯をしても、うまくいかない場合もたくさんあるようです。表示が間違えているとは限りませんが、難しい素材もたくさんあります。大切な衣類を安心してきれいにするには、確かな経験と目利きが必要となります。また最近は外国製の製品も多くなっています。取扱い表示も日本とは異なります。ぜひワールド各店舗にご相談ください。
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